

【作品概要】
ブランド名
NICOA Dog Oral Care
業種
犬用デンタルケアブランド
ターゲット
愛犬の健康や口腔ケアに関心があり、日常的にデンタルケアを取り入れたい飼い主
ブランドイメージ
- 親しみやすい
- やさしい
- 清潔感
- ナチュラル
制作内容
- 「垂れ耳の犬」と「歯」をモチーフにしたロゴデザイン
- 指定されたモチーフをもとに、犬と歯の組み合わせ方を変えた4案を制作
- 親しみやすさを持たせながら、デンタルケアを連想できるデザイン
- ブラウン系を基調とした、優しく落ち着いたカラー
- 商品タグやパッケージなどへの展開を想定
【思考記録】
「垂れ耳の犬」と「歯」という指定されたモチーフを、単純に並べるのではなく、一つのロゴとしてどのように組み合わせるかというところから制作を始めました。
犬種をリアルに表現しようとすると毛並みなどの情報が増え、ロゴとして複雑になってしまうため、垂れ耳などの特徴を残しながら、できるだけシンプルな形へ落とし込むことを意識しました。
同じモチーフでも一つの表現に限定せず、歯の形そのものを犬に見立てる、犬のシルエットと歯を組み合わせる、犬の動作やポーズに歯のモチーフを取り入れるなど、異なる方向からアイデアを展開しています。
また、それぞれの案で見た目だけを変えるのではなく、親しみやすさや安心感、大切な歯を守るイメージなど、ロゴから感じ取れる印象にも違いを持たせることを意識しました。
制作では、最初から細部を作り込むのではなく、
「何を伝えるか」→「犬と歯をどのような形で表現するか」→「ロゴとして形を整える」
という順番で考え、4つの方向へ展開しました。

(Adobe Illustrator使用)
A案|リラックスして眠る犬+歯の尻尾


【A案制作意図】
「Mirror」の「M」をモチーフに、サロン名と「新しい自分に出会う」というコンセプトをもとに、鏡に映る姿を表現しました。
円のモチーフには鏡を表現するとともに、自分に似合う髪型や美しさの可能性が無限に広がるという想いを込めています。インパクトのあるシルエットとなるよう、シルエットはやや太めに設計しました。
カラーはターゲットを意識し、柔らかさと温かみを感じられるピンクベージュを採用しています。トレンド感を取り入れながらも、ベージュを加えることで落ち着いた印象に仕上げました。
フォントは女性らしさが伝わるよう上品な書体を選定し、カジュアルさと柔らかさを感じられる印象を意識しました。
B案|歯をくわえる犬


【B案制作意図】
A案とは異なり、こちらは犬そのものを正面から大きく見せ、よりストレートに親しみやすさを表現する方向で制作しました。
犬だけのマークにならないよう、犬がものを口にくわえるという犬らしい動作から着想し、歯を加えている構成としました。
「大切な歯を守る・歯を大事にする」というイメージを、犬が歯を大切にくわえている姿として表現しています。
単純に犬と歯を並べるのではなく、「くわえる」という動作を使うことで、犬と歯の二つのモチーフに自然な関係性を持たせることを意識しました。
最初のラフでは、顔をやや縦長にしていましたが、制作しながら、少し横長にしたほうが垂れ耳とのバランスが良く、より親しみやすく見えると感じたため形を調整しました。
また、歯を顔の前に置くだけでは「歯をくわえている」ことが伝わりにくかったため、口元と歯の重なりを調整し、犬が実際に歯をくわえているように見える形を検討しました。
キャラクター化しすぎず、商品パッケージやタグなどにも展開しやすい、シンプルなマークとして仕上げました。
犬のマーク自体をシンプルな形で構成しているため、文字も装飾性の強いものではなく、できるだけ癖のないシンプルなサンセリフ体を選定しています。マークの持つすっきりした印象と統一感を持たせました。
またA案と同様に、縦長のフォントではなく、一文字ずつの幅が比較的しっかりとした正方形に近いフォルムを選ぶことで、横に広がりのある犬のマークとのバランスを整えました。
